1問1答 論文 エンド

根管治療の成績、何がいちばん効いている?——根管治療と再根管治療の成績に影響する因子を整理したナラティブ総説。著者らの整理では、強く効くのは術前の根尖病変、根尖病変のある歯での根尖までの到達、根管充填材を外へ出さないこと、術後の歯冠修復の質。器具・洗浄液・拡大鏡などの選択の影響は弱い(Gulabivala・Ng 2023)

2026-11-05
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

根管治療後に治らない歯、フェカリス菌は見つかりやすい?——初回の感染根管と比べた10研究のシステマティックレビューで、初回を慢性根尖性歯周炎に絞った5研究では、根管治療後も感染が続く歯の方が E. faecalis が検出されやすかった(PCR法4研究の統合オッズ比7.25)。ただし統合したのは検出の有無で、原因かどうかは調べていない(Zhang 2015)

2026-11-05
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1問1答 論文 エンド

ラバーダムなしでも、根管の消毒効果は同じ?——36人36歯の小規模な臨床研究で、ロールワッテのみの防湿でもラバーダムありでも、根管形成・洗浄の後に培養液の濁り(OD600)は大きく下がり、下がり幅の差は検出されなかった。ただし「同じ」と確かめた研究ではない(Bieżanek 2015)

2026-11-05
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1問1答 論文 エンド

根管洗浄の前に髄腔を接着で覆う、界面の適合は変わる?——抜去した下顎大臼歯40本の実験室研究で、次亜塩素酸ナトリウム洗浄の「前」に髄腔を接着材とレジンで覆った群は、「後」に覆った群より、SEMで見た界面のすき間の無い辺縁の割合が高かった(平均。洗浄の前に覆った群83%・82%、後に覆った群51%・46%で、いずれも低粘稠度・高粘稠度のレジンの順)。漏洩や臨床の成績は測っていない(De Rose 2015)

2026-11-05
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1問1答 論文 エンド

根管治療のラバーダム、歯の残り方に差はある?——台湾の健康保険データで初回の根管治療を受けた517,234歯を追った観察研究で、ラバーダムの請求があった歯は抜歯のハザード比0.81(請求がなかった歯を1とし、年齢・歯種などで調整後)。ただし使った歯科医師の違いも混ざりうる「関連」の結果(Lin 2014)

2026-11-04
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1問1答 論文 エンド

鋳造ポストコアを待つ間の仮のポスト冠、根管の封鎖は保てる?——抜去歯30本の実験室研究で、仮のポスト冠は10本すべてでポストの周りに墨汁が入り(平均7.09mm)、鋳造ポストコア(10本中2本)や既製ポスト+レジンコア(10本中0本)より漏洩が有意に多かった(Fox 1997)

2026-11-04
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1問1答 論文 歯周病

生物学的幅径は「2mm」で決まり?——14研究の系統的レビューで、メタ分析の平均は2.15mm(歯周病歴の報告がない人・組織標本)と2.30mm(付着の喪失3mm以上の人・臨床の計測)だったが、個々の測定値は0.2〜6.73mmと幅が広く、歯の種類・部位・修復物・歯周病・歯冠長延長術後の期間で値が変わっていた(Schmidt 2013)

2026-10-27
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1問1答 論文 歯周病

生物学的幅径「約2mm」の原典は何を測った?——剖検で得たヒトの顎の組織標本(30顎・287歯・325歯面、19〜50歳)を受動的萌出の4段階に分けて計測した研究で、結合組織性付着の平均は4段階とも1.06〜1.08mmでほぼそろい、上皮性付着の平均は1.35mmから0.71mmへ短くなり、著者らは最も変わりやすい部分とした(Gargiulo 1961)

2026-10-27
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