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2026年 10月

1問1答 論文 エンド

水酸化カルシウムの貼薬に、根管壁に残った歯髄を減らす力はある?——牛の抜去歯の根を縦に割った小片(計300片)を使った実験室研究で、SEM写真で測った根管壁の面積に占める残った組織の割合(平均)は、何もしない対照の92.7%に対し、水酸化カルシウムのペーストに7日浸すと6.22%、6%次亜塩素酸ナトリウムに30秒浸すと3.83%、7日浸したあとに30秒浸すと1.48%だった(Wadachi 1998)

2026-10-23
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1問1答 論文 エンド

次亜塩素酸ナトリウムは、生きた歯髄も溶かす?——矯正患者の健全な小臼歯40本(各条件10本)を5.25%次亜塩素酸ナトリウムか生理食塩水で15分洗浄して組織で見ると、形成しない歯では歯髄が溶けて、表面が切断面から平均1.7 mmの深さになり(生理食塩水は0.5 mm)、象牙前質もほぼ全例でなくなったが、作用は表面だけで、側枝や根尖側の狭い所には届きにくかった(ヒトの生活歯の組織学的研究・Rosenfeld 1978)

2026-10-23
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1問1答 論文 エンド

根管洗浄の次亜塩素酸ナトリウム、2%と6%で違う?何分当てれば足りる?——ヒトの抜去歯の象牙質片の象牙細管に1種類の菌を入れた実験室研究で、6%次亜はどの時間でも2%次亜と2%クロルヘキシジンより有意に多くの菌を死なせ、死んだ菌の割合の増え方は10分を過ぎるとわずかで、6%次亜を30分当てても全部は死ななかった(Du 2014)

2026-10-23
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1問1答 論文 エンド

根管洗浄の次亜塩素酸ナトリウム、濃くする?温める?かき混ぜる?——牛の筋肉片を液に5分浸した実験室研究で、組織の溶け方(重さの減り)は濃度と温度で大きくなり、界面活性剤なしの製品の2%と5.8%を室温でピペットでかき混ぜた実験では時間が長いほど溶けた。毎分15秒の比較で超音波・音波・ピペットの間に有意差は認めなかった(Stojicic 2010)

2026-10-23
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1問1答 論文 エンド

根尖病変のある歯、1回法と2回法で根管の奥の細菌は違う?——歯髄が壊死して根尖性歯周炎があり、抜歯が決まっていた下顎大臼歯13本を治療し、最初の器具操作の約1週間後に抜歯して、近心根を切片で見たヒトの研究で、どこかに細菌を認めた歯は1回法6本中6本、水酸化カルシウムを1週間入れた2回法7本中5本だった。2回法でもイスマスは7本中4本に細菌が残り、統計の検定の記載はなく治癒は調べていない(Vera 2012)

2026-10-22
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1問1答 論文 エンド

洗浄針、根管のどこまで入れる?——真っすぐな根管1本の模型でのコンピューター上の流体計算(CFD)で、30Gの針2種類を作業長の1〜5mm手前に置いて比べた研究。洗浄液の入れ替わりが作業長まで届いたのは、側方開口の針は1mm手前だけ、先端開口の平らな針は1mmと2mm手前。根尖孔の平均圧力は近づけるほど高く、同じ位置なら側方開口の針より平らな針で高かった(押し出しそのものは測っていない・Boutsioukis 2010)

2026-10-22
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1問1答 論文 エンド

歯内療法の専門医は、根管洗浄に何を使っている?——米国歯内療法学会(AAE)会員へのWebアンケート(回答完了1054人・完了率28.5%)で、主に使う洗浄液は次亜塩素酸ナトリウムが91.0%、濃度は5.0%超が57%、スミヤー層をいつも除去しようとするのは77%、洗浄の補助(超音波48%など)を使うのはほぼ半数だった(自己申告の割合で、効果は比べていない・Dutner 2012)

2026-10-22
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1問1答 論文 エンド

根管の拡大、25号で止めていい?——30Gの洗浄針2種を作業長の3mm手前に固定し、0.06テーパーの円い根管を25〜55号に変えてコンピュータで流れを計算した研究で、号数が大きいほど根尖側の洗浄液の入れ替わりは広がり、根尖孔の平均圧は下がった。サイドベント針は55号でも作業長まで入れ替わらず、先端が平らな針は35号以上でほぼ作業長まで届いた(Boutsioukis 2010)

2026-10-22
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