パスワードはもう覚えていない。漏洩チェックとパスワードマネージャーのすすめ
自分のメールアドレスを入れてみたら、4件も漏洩していました。パスワードの使い回しをやめ、大事なアカウントを守るために僕がしていることを、朝礼で話しました。
おはようございます。今日は朝礼で話した、パスワードの守り方について残しておきます。

自分のメールアドレス、漏れていませんか
いま院内では、セキュリティの「強化月間」として、2段階認証の設定をみんなにお願いして回っています。その流れで朝礼で紹介したのが、「Have I Been Pwned」というサイトです。メールアドレスを入れると、そのアドレスとパスワードが過去の情報漏洩で外に出ていないかを調べてくれます。
試しに僕の古いメールアドレスを入れてみると、4件も漏洩していました。昔登録したカレンダーアプリや動画サイト、よく知られたソフトウェアの会社など、10年以上前から使っているアドレスなので、心当たりのあるサービスばかりです。その場でスタッフにも試してもらったところ、大丈夫だった人もいれば、古いアドレスで何件か見つかった人もいて、朝礼が少しざわつきました。

使い回しが一番危ない
漏れた情報は、ダークウェブと呼ばれる場所で出回ります。ちょうど前日に見た動画では、会社のデータが盗まれ、身代金を払わなかったために中身が公開されている様子が紹介されていました。そこには、顧客のパスポートの画像のようなものまで含まれていました。
だから同じパスワードの使い回しは危険です。2段階認証をしていなければなおさらで、住所や電話番号、場合によってはクレジットカードや運転免許証の情報まで、どんどん抜き取られてしまいます。

全部は無理でも、この4つだけは
とはいえ、登録したサイトのパスワードを全部変えるのは現実的ではありません。何件登録したかも分からない、という人がほとんどだと思います。

覚えられないなら、パスワードマネージャーに任せる
強いパスワードは覚えられません。そこで使ってほしいのがパスワードマネージャーです。代表的なものに、iCloudキーチェーン、Googleパスワードマネージャー、1Passwordがあります。
- iCloudキーチェーン:MacやiPhoneで使える。Windowsでは使えない。
- Googleパスワードマネージャー:Androidで使いやすい。MacではChromeの中だけで使える。
- 1Password:Mac・iPhone・Windows、どこでも使える。そのかわり有料。
僕は1Passwordを使っていて、正直に言うと、銀行も証券もGoogleもAppleも、パスワードはもう覚えていません。覚えているのは1Passwordのパスワードだけ。新しく会員登録するときも、1Passwordが作ってくれたパスワードをそのまま使うので、僕自身も知らないのです。しかも、過去に漏洩したパスワードを使っているサイトがあれば教えてくれます。
Appleを使い続けるならiCloudキーチェーン、ブラウザはChromeでいくと決めているならGoogleのものでよいと思います。ただ、iPhoneでは「どちらに保存しますか」と聞かれることもあるので、どちらかに統一しておくのがおすすめです。


