― CATEGORY ―

1問1答 論文 エンド

1問1答 論文 エンド

フェルールのない歯のポスト、グラスファイバー? 鋳造メタル?——歯冠の壁が残っていない根管治療歯183本を最長9年追ったランダム化比較試験(追跡の中央値62か月)では、成功(p=0.26)にも生存(p=0.63)にも有意差は検出されなかった。失敗は23本(グラスファイバー111本中17本、鋳造メタル72本中6本)。ただし「同等」を確かめる解析結果は示されていない(Sarkis-Onofre 2020)

2026-10-11
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

根管治療した小臼歯、クラウンで覆う? 直接レジンで終える?——大学病院の記録で122本を調べた後ろ向き研究では、破折しなかった歯の割合はクラウン95.1%(61本中58本)、直接コンポジットレジン修復77.0%(61本中47本)で、クラウンの方が高かった(p=0.004)。ただしレジン群のうち、歯面の欠損が1〜2面で両隣に歯がある26本は88.5%で、クラウン群との有意差は検出されなかった(p=0.278)。無作為に分けていない、破折17本の研究(Suksaphar 2018)

2026-10-10
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

歯冠の壁が2つ以下の歯のポスト、しなやかなグラスファイバー? 硬いチタン?——根管治療歯91人を無作為に割り付けて132か月(11年)追ったパイロット試験では、累積生存確率はグラスファイバー58.7%、チタン74.2%。人数が少なく、著者らは本文で群の統計的な比較を示していない。「象牙質に近いポストが有利」とは示されなかった(Naumann 2017)

2026-10-10
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

メタルポストは、ファイバーポストより歯根破折が多い?——5年以上追った臨床研究14本(ランダム化比較試験7本・コホート研究7本、3,202人・ポスト4,752本)をまとめた系統的レビューとメタ解析では、抜歯になる歯根破折の発生率は1,000ポスト・年あたりメタル5.13、ファイバー4.78で、信頼区間は重なっていた。ただし2種類を直接比べた解析ではなく、研究どうしのばらつきがきわめて大きく、バイアスのリスクも高い(Figueiredo 2015)

2026-10-10
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

フェルールがある前歯に、ファイバーポストは要る?——根管治療したウシの切歯45本にレジンコアとガラスセラミック冠を接着し、壊れるまで荷重を上げた実験室の研究では、2mmのフェルールがある歯はポストの有無で耐えた荷重と回数に有意差がなく、ポストを入れた2群は、どちらも15本すべてが抜歯の必要な壊れ方だった。フェルールのない歯は、ポストを入れても有意に早く壊れた(Magne 2017)

2026-10-10
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

根管治療歯にファイバーポスト、入れる? 入れない?——スイスの専門医1人が治療した100人・144本を平均8.8年追った後ろ向き研究では、歯の生存はポストあり94.3%、ポストなし76.3%で有意差あり。ただしポストは歯質が少ない歯にだけ使われ、無作為の割り付けではない。垂直性歯根破折21本のうち、ポストの入った根で起きたのは1本だった(Guldener 2017)

2026-10-10
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

歯根の壁が薄くなった歯に、鋳造ポストコア? ファイバーポスト?——上顎中切歯の3次元有限要素解析(コンピュータ上の計算)では、鋳造ポストコアの模型はフェルールの有無によらず根管の中に高い応力が集まり、レジンで裏打ちしたグラスファイバーポストの模型は健全歯に近い分布だった。破折や予後を実測した研究ではない(Santos-Filho 2014)

2026-10-09
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

歯冠の壁が残っていない歯のポスト、グラスファイバー? 鋳造メタル?——フェルール0〜0.5mmの根管治療歯72本を最長3年追ったランダム化比較試験では、失敗はグラスファイバー37本中3本、鋳造メタル35本中1本で、生存に有意差は検出されなかった(p=0.682)。失敗は合わせて4本と少なく、36か月の時点で評価できた歯は26本だけ(Sarkis-Onofre 2014)

2026-10-09
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

フェルールが取れない前歯、鋳造ポストコア? ファイバーポスト?——牛の前歯80本を使った実験室の研究では、フェルール2mmがある群の破折抵抗が有意に高く(あり909〜1026N、なし607〜724N)、ポストの長さで破折抵抗に有意差はなかった。壊れ方の内訳は違い、7mmの鋳造ポストコアは歯根の破折が90〜100%だった(原著の図2からの読み取り)。臨床の成績を比べた研究ではない(Santos-Filho 2014)

2026-10-09
PRIME DENTAL NET
1問1答 論文 エンド

根管治療した小臼歯のMOD、詰めるだけで足りる? 咬頭まで覆う?——抜去した上顎小臼歯104本の実験(in vitro)では、口蓋側の残った壁の厚み(P=.004)、咬頭被覆の有無(P<.001)、ファイバーポストの有無(P<.001)が、いずれも破折抵抗に有意に影響した。咬頭を覆った群の平均は壁の厚みにかかわらず776〜872N、覆わずポストも入れなかった群は261〜368N(Nの値は表1の平均を四捨五入)。口の中での破折や生存率を調べた研究ではない(Scotti 2013)

2026-10-09
PRIME DENTAL NET