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Ohara Joju
2025-03-29
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歯科医師
大原裕太
むし歯を作らない歯医者を目指して日々情報発信しています
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きちんと根管治療したのに、根尖の透過像が消えないのはなぜ?——Nairの総説は、根尖の透過像が残る5つの生物学的な要因を整理し、その中で根尖部の根管系に残った感染が主な原因で、根管外の放線菌症・嚢胞・異物反応・瘢痕治癒はまれだと位置づけた(Nair 2004)
ブリッジの支台歯の歯髄は、単冠より失われやすい?——生活歯に入れたメタルセラミッククラウン単冠122本とブリッジの支台77本を平均14〜16年追うと、歯髄壊死の徴候は15.6%と32.5%で、10年の歯髄の生存の推定は84.4%と70.8%だった(壊死の推定割合の比 約1.9・筆者の計算・調整なし)(Cheung 2005)
根管治療のあとの急な痛み・腫れ(フレアアップ)は、なぜ起きる?——微生物を主な原因と考える総説が、感染した削りかすの押し出し・根管内の菌叢と環境の変化・二次感染・酸化還元電位の上昇(著者は証拠の無い推測とする)の4つの仕組みと、5つの予防策を整理した(Siqueira 2003)
根管治療で治らない根尖病変、咬合が関わることはある?——2症例の報告で、咬合調整のあと1か月以内に瘻孔が消え、透過像は年単位で縮小した。ただし比べる群のない2症例で、症例1は咬合調整と同じ日に連結固定、症例2はそれ以前に歯根端切除も受けていた(Harn 2001)
無症状の失活歯、根管治療の前に抗菌薬を飲むとフレアアップは減る?——70人の無作為化二重盲検試験で、治療1時間前のアモキシシリン3gとプラセボのあいだにフレアアップの有意差は検出されなかった(Pickenpaugh 2001)
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