「うちは大丈夫」こそ、疑ってみる
今「正しい」とされていることを疑う目は、子育てにもセキュリティにも効く。情報漏洩の多くは人の油断から。朝礼で話したことです。
おはようございます。今日は朝礼で話したことを残しておきます。子育ての話から始まって、最後は情報漏洩の話になりました。

「今の正しさ」を疑う目
私はもともと子育ての話にはまったく興味がなかったのですが、先日聞いたある先生のお話がとても面白かったんです。
よく考えると、昔は紙おむつなんてありませんでした。布おむつで、さらに前にはおむつすらなかった。そうやって本当に便利になったものもあれば、便利にしたつもりで、実は勘違いだったものもある。離乳食も、赤ちゃんのためにと思って進化してきたのに、かえって赤ちゃんのためになっていないのではないか、というお話でした。

漏洩は、もう身近なニュース
昨日に続いて、セキュリティの話もしました。ちょうど、多くの人が登録しているアルバイト関連のサービスで情報漏洩があった、というニュースが流れたばかりです。タイミングが良すぎて、対策しないと本当に入られるな、と感じました。
怖いのは、パスワード1つから芋づる式に広がることです。仕事用のメールアドレスを、通販サイトや個人の買い物、迷惑メールが来てもいい「捨てアドレス」のつもりで使い、しかもパスワードは全部同じ。そのうち1つが漏れると、仕事のアカウントにまで入られ、そこから患者さんの情報に手が届いてしまいます。しかも今は、それが数時間のうちに起きる時代です。だからまず2段階認証をオンにしてほしい、とお願いしました。

原因のほとんどは、人の油断
情報漏洩の原因のほとんどは、人間の認識の甘さや油断だと言われています。自分が使っているパスワードのせいで、たくさんの患者さんの情報が漏れてしまう。そうなれば、新聞に載るほどの大きな被害になりかねません。
その上で、私自身は「漏れる前提」で動かなければいけないと考えています。これだけ伝えても、どうしてもうっかりする人は出るからです。漏れることを前提に、いろいろな対策を考えています。ただ、全部やるとみんなが使いにくくなるので、その加減が悩ましいところです。

「うちは大丈夫」も、疑う対象
大きなサービスでさえ漏れるのですから、どこで起きても不思議ではありません。冒頭の子育ての話と同じで、「うちは大丈夫だろう」という思い込みこそ、一度疑ってみる必要があります。面倒だなと思いつつも、いいきっかけだと受け止めて、油断しないように徹底していきます。


