1問1答 論文解説

Q. 遺伝的に歯周病になりやすい人がいる?【1問1答 論文解説】

A. 1割くらいいる

スリランカ研究(Loe 1986)

歯を全く磨く習慣のない人々はどうなるのか?

スリランカの茶畑で働く人たちを観察した研究があります

彼らは歯医者にかかったことがなく、歯ブラシをする習慣があるかも分からないという状態で

歯には皆同じように歯石とプラークがたっぷりついていました。

同じくらい磨けていないのに個人差が大きい

しかしながら歯を失う本数には違いが出ます。

10%くらいの人たちは急速に歯を失っていき、無歯顎に

逆に10%くらいの人は大きな歯周病の進行もありませんでした。

欧米の研究でも同じように10%程度が歯周病が進行しやすいことがわかっています

このように歯周病は人によって感受性が違う、なりやすい人となりにくい人がいるということが分かります

感受性は人によって異なる

ではまた!

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  【大原の勤務先HP】
栗林歯科医院 丸の内