1問1答 論文 歯周病

Q. X線に歯石が写っていなければ歯石は存在しない可能性が高い?【1問1答 論文解説】

A. そんなことはない。

Buchanan 1987

重度歯周炎の患者さんのX線を撮った研究では

歯石らしきものがX線に写っていれば実際に歯石がある確率は91.8%

歯石らしきものがX線に写っていなくても46.3%に歯石がありました

X線で歯石らしきものがあれば高確率で歯石があります。

逆に写っていなくてもある可能性があるのでX線のみを歯石の検知に使うのは信頼性が低いです

咬翼法だと綺麗に写りやすいのでオススメです

咬翼法はう蝕の検知にもとても有益なので当院ではほぼ全員初診時に撮ります

ではまた!

  【エビデンスに基づいたオススメグッズ】
歯磨き粉 https://amzn.to/4aAoCbF
電動歯ブラシ https://amzn.to/3X5xErA
フロス https://amzn.to/4h6AqEV
歯間ブラシ https://amzn.to/4hbUeXF
フッ素 https://amzn.to/42vuOzH

  【オンラインサロン(イラストで論文解説やってます)】
https://lounge.dmm.com/detail/4124
https://ohara-023.peatix.com/?type=owner

  【宿題リスト/メンバーページ】
https://prime-dentalnet.com/member_tasklist

  【大原の勤務先HP】
栗林歯科医院 丸の内