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2025-01-30
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歯科医師
大原裕太
むし歯を作らない歯医者を目指して日々情報発信しています
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隣接面のフェルールが0.5mmしかない前歯、唇側と舌側に2mmあれば足りる?——抜去した上顎中切歯50本の実験では、壊れたときの荷重の平均は全周2mmの群が587.23 N、不均一(唇舌側2mm・隣接面0.5mm)の群が426.64 N、フェルールなしの群が264.93 N。不均一の群は全周2mmの群より有意に低く、フェルールなしの群より有意に高かった(Tan 2005)
根管口に栓をすると、根尖の炎症は減る?——イヌの実験では、髄室を8か月開放したあとに根尖周囲の炎症があった根は、栓なしで18根中16根(89%)、IRMの栓で13根中5根(38%)、レジンの栓で18根中7根(39%)だった(Yamauchi 2006)
根充後の髄室をボンディング材でふさぐと、歯冠側からの細菌は通る?——抜去した下顎大臼歯の実験では、ボンディング材でふさいだ2群(各15本)は90日間で漏洩0本、ふさがなかった群は15本中11本で細菌が通過した(Wolanek 2001・実験室の研究)
根管治療のあと、クラウンをかぶせた歯は長く残る?——米国の大学歯学部の記録203歯をたどった後ろ向き研究では、クラウンなしの歯の抜歯のハザード比は6.0(クラウンありの歯と比べて。95%信頼区間3.2〜11.3)。10年生存率の推定は89%と62%。示されたのは関連で、因果関係ではない(Aquilino 2002)
根管治療歯の根尖に関わるのは、根管充填の質か、歯冠修復の質か?——根管充填歯745歯をX線写真で調べた横断調査では、どちらの質も根尖性歯周炎の有無と関連していた。歯冠修復は、探針と目での評価では有意差がなく、X線写真での評価で有意差があった(Hommez 2002)
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